2026/07/22

【就活マンが突撃】キャリセン就活エージェントって結局なに?他社との違いと「正直、合わない人」まで聞いてきた

はじめまして。就活ブログ「就活攻略論」を運営している、就活マンこと藤井智也と申します。

 

累計2500万PVを超えた就活攻略論のほか、著書『脇役さんの就活攻略書(ダイヤモンド社)』の出版など、かれこれ8年、就活の情報発信を続けてきました。

 

中堅大学から就活を頑張り、倍率300倍超のカゴメをはじめ22社から内定をもらった経験がベースになっています。

 

そんな僕が、ずっと気になっていたサービスがあります。シンクエージェント株式会社が運営する「キャリセン就活エージェント」です。

 

世の中の多くのエージェントが新卒と中途の両方を手がける中で、キャリセンは中途をやらず、新卒一本に特化し続けてきた歴史あるエージェント。

 

「転職もやった方が事業は伸びるはずなのに、なぜ新卒だけにこだわるのか」ーそこに他社との違いがあるはずだと感じ、今回じっくり取材してきました。

 

お相手いただいたのは、CA(キャリアアドバイザー)の育成責任者でありながら、自身も現役のトップキャリアアドバイザーとして学生と向き合う扇谷さん。現場と教育、その両方を知る方です。

 

これから就活エージェントの利用を考えている方や、「就活エージェントって実際どうなの?」と疑問に思っている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

 

Q1. キャリセン就活エージェントって、結局なに?

就活マン

就活マン

いきなり核心なんですが、キャリセン就活エージェントって、ひと言で言うとどんなサービスなんですか?
正直、「企業を紹介してくれるサービスでしょ」くらいの理解で止まっている就活生が多いと思うんです。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

ひと言で言うと、「就活と将来を一緒に考える伴走者」です。
エージェントなので企業紹介はしますし、そう思われがちなのもわかります。
ただ私たちは、その人のことをちゃんと理解しないと紹介できない、と考えているんです。
だから、紹介までに時間をかけるケースが多いです。

就活マン

就活マン


いきなり「はい、この企業どうぞ」じゃないと。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

そうなんです。しっかりと面談をして、その学生さんのことを理解してからでないと企業の紹介はそもそもできないですよね。
面談回数を増やせば、当然ながら時間と手間はかかります。
ですが、そうしないと納得してもらえるような企業紹介はできません。

【解説】

ここは非常に大事なポイントです。多くの就活生は「エージェント=求人を流してくる場所」と思っていますが、キャリセンの軸足は“理解してから紹介する”という順番にあります。

僕はずっと「就活はミスマッチの削減がすべて」だと言ってきました。納得しないまま入った会社は、結局すぐ辞めることになる。

だからこそ、紹介を急がず、まず「自分に合うとは何か」を一緒に言語化してくれる存在は、就活生にとって本当に価値があると思っています。

Q2. 「理解してから紹介する」って、具体的に何をしてるの?

就活マン

就活マン

「その人を理解しないと紹介できない」と言いましたが、具体的には現場で何をしているんですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

まず大事にしているのが「学生さんを知る」こと。
過去どんな経験をしてきたか、どんなときに達成感ややりがいを感じるのか。
そこを深掘りして聞いていきます。
だから面談の回数も重ねます。
初回はだいたい1時間で、紹介するのが初回のこともあれば、2回目・3回目のこともあります。
就活の準備状況によって変えていますね。

就活マン

就活マン


シートみたいなツールも使うんですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

使います。自己分析、キャリアビジョン、企業比較、面接対策と、目的に応じた専用シートを使い分けています。
面談はほぼオンラインなので、シートはURLで送って入力してもらって、書けない学生さんは面談の中で一緒に作っていく、というイメージです。

就活マン

就活マン


言語化が苦手な学生もいますよね。「自分の強みとか、よくわからない」みたいな。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

その場合はもう、会話するしかないんです。
就活の話だけじゃなくて、過去の経験とか、趣味の話とか、人生の話とか。
切り口を変えて聞いていって、そこから就活に結びつけていきます。

【解説】

「いきなり企業を紹介されない」というのは、地味ですが就活エージェントを選ぶうえで非常に重要だと僕は考えています。エージェントの中には、最初から紹介する企業が決まっていて、そこに流すだけの“流れ作業”になっているところも実態としては存在する。

 

キャリセンは、深掘りして→自分の言葉にして→紐付けてから紹介する。しかもシートも使って考えを整理していく。この順番を守っているからこそ、「なぜこの企業なのか」が腹落ちする。

 

利用者から「就活エージェントって企業紹介だけじゃないんですね」という、良い意味でのギャップの声が多く聞かれるのも納得でした。

 

 

Q3. 結局、他社とは何が違うの?

就活マン

就活マン

ここが一番聞きたいところです。
エージェントってどこも似て見えるんですが、「ここは違う」と言える点ってどこですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

やっていること自体は、正直そこまで大きく変わらないかもしれません。

就活マン

就活マン

え、そこは正直に言っちゃうんですね(笑)。
でも、やっていることが同じなのに、キャリセンだからこそ出せる違いはどこにあるんですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

新卒だけをずっとやってきたからこその違いはあると思います。
中途だと、ある程度スキルや「何をやりたいか」が固まっている人のマッチングなんですよ。
でも新卒は、価値観みたいな深いところまで一緒に掘って、そこと仕事を紐付けていく。
その紐付けのスキルは、新卒に特化してきたからこそ磨かれていると思います。

就活マン

就活マン

なるほど。“何をやるか”ではなく、“どこまで深く掘るか”の差なんですね。
あと、紹介以外の支援も手厚いと聞きました。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

はい。CAの面談とは別に、就活力を鍛える講座も運営していて、外部で人事をされている方に登壇してもらったり、模擬面接会をやったりしています。
そこで出た課題はCAにも共有されるので、面談だけでは気づけない部分も拾えるんです。
あとは会社として近年はIT業界へのご支援割合が増えているので、プログラミングを無料で体験できる機会も用意しています。

【解説】

「やること自体は大きく変わらない」と正直に認めたうえで、違いは“どこまで深く掘るか”にあると答える—この率直さは、かえって信頼できます。新卒特化の強みを、扇谷さんは「価値観まで掘って紐付けるスキル」と表現していました。エージェントの差は“やることのリスト”ではなく“掘る深さ”に出る。これは中途エージェントとの決定的な違いだと思います。

 

補足すると、キャリセン就活エージェントを運営するシンクエージェントは、新卒紹介の業界団体で幹事会社を務める立場でもあります。つまり、業界全体の品質向上を図る側にいる会社。

だからこそ変な動きはしづらい、という構造的な“ブレーキ”が効いているのも、個人的には安心材料でした。

 

そして「企業紹介+就活力を鍛える講座+IT体験」と、CA一人に依存しない仕組みが複数あるのも特徴。紹介して終わりではなく、学生を“育てる”入り口がいくつも用意されている印象です。

 

Q4. どんな就活生が、一番伸びる?

就活マン

就活マン

キャリセンを使うと一番伸びるのは、どんなタイプの学生ですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

これは時期によっても変わりますね。
早い段階ならどう進めていいかわからない人。
一方で後期なら、面接に落ちてしまってどうすればいいか知りたい人。
総じて言うと、一人で抱え込むより、誰かに相談しながら進めたい人が向いていると思います。

就活マン

就活マン

逆に、自己理解がうまくできていない学生ほど、相談する価値が大きそうですね。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

そうですね。自分のことって、意外と自分が一番わからないので。
第三者と話す中で、当たり前だと思っていた経験が実は強みだった、と気づくことはよくあります。

【解説】

この話は、僕が8年見てきた実感とも完全に一致します。

 

就活がうまくいかない人の多くは、能力が低いのではなく「情報が足りていない」だけ。受験などで一度つまずいて、新しいコミュニティに飛び込まないまま情報から遠ざかってしまうような人ほど、対話を通じて一気に伸びます。

 

つまりキャリセンを最も利用する価値がある人は、「自分のことがよく見えていない人」や「情報を取りに行く術がわからない人」。当てはまる人は、迷わず使ってみる価値があります。

 

Q5. 逆に、「正直、うちじゃない方がいい」のはどんな人?

就活マン

就活マン

あえて聞きます。「正直、うちのサービスには合わない」という学生は、どんな人ですか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

就活のすべてを自分一人で進められる人は、合わないと思います。
それはもう間違いないですね。

就活マン

就活マン


自分で全部できちゃう人、ということですね。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

はい。情報収集も、企業選びも、選考対策も一人で進められる人は、エージェントの必要性をあまり感じないと思います。
あとは「企業を紹介してほしいだけ」で、相談や対話そのものに価値を感じない人も、期待とのギャップが生まれやすいです。

【解説】

「合わない人」をここまではっきり言えるエージェントは、逆に信頼できます。

 

キャリセンの価値は“対話を通じた納得づくり”にあるので、対話が不要な人にはオーバースペック。自分一人でぐいぐい進められるタイプは、無理に使う必要はありません。

 

裏を返せば、「一人だと不安」「相談相手がほしい」という人にとっては、これ以上ない相性だということです。

 

Q6. 大手志望でも、使う意味はある?

就活マン

就活マン

「大手志望だから、エージェントは関係ないかな」と思っている人も多いです。
大手志望でも使う意味はありますか?

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

あります。実際、自己分析や面接対策、ES添削の相談先として使う大手志望の学生は多いです。
第三者から客観的なフィードバックをもらう場として活用するイメージですね。

シンクトワイス 扇谷

シンクトワイス 扇谷

はい。それに、深掘りしていく中で「大手志望だったけど、実は自分には合っていなかった」と気づく子もいます。
最初の希望が、対話を経て変わっていくこともあるんです。

就活マン

就活マン


紹介がメインじゃなくても、使えると。

【解説】

「客観的なフィードバックの場」として使う、という発想は、大手志望の人にこそ知ってほしいです。

 

面接って、自分では伝わっていると思っていたことが全然伝わっていなかったりする。第三者に壁打ちしてもらうだけで、自己理解も面接の精度も一気に上がります。僕が拙著でも「面接は場数」と書いたのと、根っこは同じですね。

 

 

まとめ:なぜ、新卒だけにこだわるのか

 

冒頭で僕は、「中途をやらず、新卒に特化し続けるのはなぜか」という疑問を投げかけました。取材を終えた今、その答えがよくわかります。

 

転職は、スキルも希望も固まった人の“マッチング”。

 

一方で新卒は、まだ何者でもない人が“納得して決める”プロセスです。

 

やっていることが、そもそも別物なんですよね。だからキャリセンは、紹介を急がず、深掘りして、紐付けて、ときにはシートで宿題まで出して、一人ひとりの「なぜ」に付き合う。新卒だけを見続けてきたからこその、良い意味での“しつこさ”。粘り強さだと感じました。

 

「一人だと不安」「自分に何が合うのかわからない」

 

そんな人にこそ、一度話を聞いてみてほしいエージェントです。

 

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就活マンこと藤井智也

WRITER

就活マンこと藤井智也

著書『脇役さんの就活攻略書』(ダイヤモンド社)はAmazonベストセラー1位を獲得し、4刷を突破。累計2500万PVを突破した就活ブログ「就活攻略論」を運営し、2023年からはホワイト企業に特化した求人サイト「ホワイト企業ナビ」を立ち上げる。愛知の中堅大学に通う中で「就活なら東大生に勝てるかもしれない」と考え、独自の就活攻略法を発案。倍率300倍を超えるカゴメ株式会社を含む計22社から内定を獲得した。

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